「出来る」先輩を目指そう!

業務をこなせるようになった社員、いわゆる中堅に求められる後輩の育成。今後の企業を背負っていくためには避けては通れない道です。それでは後輩たちの育成のためにはどのような意識や行動が求められるのでしょうか。

信賞必罰。人を率いるという事

中堅達の若いころはどうだったでしょうか?嫌な上司、よく分からない上司、素晴らしい上司…。どのような上司が模範として最適だったのか考えてみてもいいかもしれません。当然ですが、反面教師にするというのもアリです。

ここでは褒めることと叱ることに焦点を絞って後輩育成について考えてみようと思います。実際に自分の過去と向き合って考えてみるといいかも知れません。

アメとムチを使い分ける

「アメ」とは褒めることですが、褒めるところは具体的にしていくといいでしょう。相手が褒めているつもりでも、褒められているのかわからない、あるいはどのポイントで褒められているのか分からないのでは意味がありません。明確にどの行いが良かったのか伝えることにしましょう。また、他の社員にも模範となるような行動を起こした時には、会議や多くの人が集まる場所で褒めることも効果的です。

「ムチ」は叱るときです。あくまでも怒るのではなく「叱る」。このポイントは心に留めておきたいところです。感情的になってしまうと、言っていることが正しくても相手は心を開いてくれなくなります。また、褒める場合とは逆で、人前で叱りつけることは避けたいところです。後輩の自信を喪失させるようでは今後管理職として会社を担うのは難しいでしょう。

また叱る時はその内容を具体的に説明し、そして問題が出ればすぐに指摘する事が大切です。過去の事を掘り返して叱りつけるようなことがあると効果がないばかりか、うるさい先輩と思われかねません。

自分の仕事を見せる

ただ、上司の言われたことをやっているだけの新入社員ではありません。自発的に動くことが求められているのは当然です。その姿を見せることは後輩へのいい影響をもたらすはずです。また、日々自分が何気なく行っている業務も具体的に「言葉」として伝えることが必要です。そのためにも自分の業務に対して見直しが必要となるでしょう。

まとめ

先輩は「後輩から見られている」ことを常に念頭に置いて行動しましょう。後輩教育のポイントは「具体的に言葉で表すこと」です。叱るときには人の居ないところで、褒めるときには人の居るところで、という風に配慮をしましょう。

 

 

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