会社に必要な‘盛り上げ役’

仕事を頑張ろうと思っても、一人で気持ちを高ぶらせるのは難しいことです。そんなとき、もしあなたの会社に‘盛り上げ役’がいたらきっと心強いでしょう。別に宴会部長を求めているのではなく、みんなに気合を注入して活気あふれる職場作りをする人が欲しいのです。今日は、そんな盛り上げ役の理想像を書いてみます。

ちょっとドジっ子だけど

まずは、盛り上げ役本人がしっかりと仕事をしないことには、何も始まりません。体が元気で欠勤がなく、メンタルも安定していて仕事の出来にムラがないのが大前提です。能力そのものは高くなくてもいいのです。むしろ「失敗してもめげずに前を向く」という姿勢が共感を生むことだってあります。失敗にもいろいろあり、一生懸命取り組んだ上でのミスで会社の業務にそれほど影響がなければ問題ありません。何ならちょっとかわいいくらいです。失敗しても「すみません!」と平謝りしてまた頑張る。そんな「愛されキャラ」が職場の空気を和ませるのです。

松岡修三にもなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時には言葉で励ますことも大切です。仲間が落ち込んでいるときには勇気を与えるのも盛り上げ役の見せどころです。そこで参考になるのが元テニスプレーヤーの松岡修三さんです。松岡さんは自分自身が熱いだけでなく、その熱意を人に分け与えられる凄さがあります。性格の良さが人気の要因の一つですが、もう一つ、言葉で具体的に励ますことが出来るのが松岡さんの‘良さ’だと考えます。

もしこれが、ただ感情的になっているのならこの熱さがここまで受け入れられることはなかったかもしれません。熱さのウラには「冷静さ」と「失敗を分析する鋭さ」があるように思えます。盛り上げ役も言葉を選んだ上で、相手の心に響くようにしなければなりません。それには‘思いやりの心’が必要です。その心が信頼関係を作り出し、「アイツが言っていつのだから頑張ろう!」と思わせてくれるのです。

まとめ

今の日本には閉塞感が漂っていると言われています。職場の雰囲気も冷たいことが多いですね。そんな空気を変えてくれるのが盛り上げ役です。自ら率先して仕事に取り組み、仲間を言葉で励ます。そんな人材が求められているように思えてならないのです。

 

 

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