才能を開花させよ!
みなさんの会社では、社員の能力は存分に発揮されているでしょうか?素質はあってもなかなかすべてを出しきれない人は、どの世界にもいます。何ともったいないことか!!組織としても個人の能力を最大限に生かしてくれた方がありがたいはずです。ではどうすれば能力を引き出せるのでしょうか?
本人の自覚から始まる
まずは社員本人が自分の能力を分かっていなければ、何も始まりません。自分の長所と短所、そして行動特性などを分析して「取るべき行動」を取ることが大切です。例えば学生の頃に「うるさい子だ」「やんちゃで手がかかる」と言われていた人も、よくよく考えてみれば明るく活発でみんなの中心にいてたりします。
こういう人は営業で力を発揮できるかもしれませんね。1回断られてもめげず、誠意を伝え続けることで契約をゲットできるかもしれません。が、そのためには自分の性格や能力を分析し、「自分は多少の逆風には負けない」ことを自覚していないといけません。そんな才能に気付かず、「やっぱりオレ、ダメなのかなぁ・・・」となってしまえば、目の前のチャンスを取り逃してしまいます。
自分の長所と短所をメモするだけでも大きく違います。文字にすることで今まで気付かなかった部分が分かるようになるのです。ぜひ実践してもらいたいですね。
周りの指摘も大事
とは言うものの、現実は自分のことを分かっていない人の方が多いです。自分の長所が分らないでくすぶっている人はけっこういます。そこで、上司や同僚の人も‘自覚のお手伝い’をする必要があります。特に「賢そうなのに、何かもったいないよなあ」と感じるなら、その人は自分の才能に気付いていない可能性が高いです。
その人の得意そうなことは何か。どういう話題をしたときに食いついてくるかなどを見て、その人の‘出来そうなこと’を見極めるのです。そして「キミ、本当は○○が得意なんじゃない?」とアドバイスしましょう。そうすればきっと自分の才能に気付いてくれるはずです。
まとめ
この20年で世界経済が大きく成長したにも関わらず、日本は完全に後れを取ってしまいました。2017年現在、1人あたりのGDPが韓国に迫られています。そんな中、日本が立ち直るには個人の「才能発揮率」をアップさせねばなりません。そのためにも本人はもちろん、周りの人も眠っている才能を呼び起こす必要があります。まだまだ諦めてはいけません。個人が輝ければ組織も生き返ります!!
この記事へのコメントはありません。