突然辞めてしまう若手社員 どのように対処すればいいか

ある日、突然若手社員が辞めてしまうことはありませんか?最近社会問題になっているので頭を悩ませている方も多いと思います。突然辞めてしまうことの原因として、若者のコミュニケーション不足が指摘されています。

最近はコミュニケーションが減っている

以前は人と人が面と向かって話し合うのは当たり前でした。しかし、社内のIT化に伴い直接やり取りすることは減少傾向になっています。相手とのコミュニケーションはメールでやり取りすることが多くなったのです。もちろんメリットは大きいです。送るときに相手の状態を気にする必要はありません。送ったことは記録として残るので言ったかどうかといったもめ事は避けることが出来ます。しかしデメリットも少なくありません。相手からの反応がなければ読まれたかどうかわかりません。直接やり取りすれば表情や微妙な言葉のニュアンスから相手の気持ちに気づくこともできますがメールでは難しくなってしまいます。

これでは部下がどう思っているか分からなくなってしまいます。その結果お互いの信頼関係が築けなくなり、突然辞めてしまうといったことが起きてしまうのです。

部下とは意図的に会話をする

このようなことを避けるために直接話をすることは決して無駄な事ではありません。部下とは意識して話をする必要があるのです。意識することで意図的に人間関係を円滑にすることが可能になります。

効率を優先することは大事です。しかし度を過ぎると殺伐とした雰囲気になってしまします。直接コミュケーションを取ることで気持ちに余裕が出来るのです。これは相手にも伝わります。部下が定着するかどうかは上司の存在も大きく関わってきます。

相手の感じていることを見過ごさない

会話での注意点として言葉の表面だけでなくその裏に潜んでいるメッセージを理解するように心がけます。そこまで気にするのはもちろん簡単ではありません。これは相手がどう感じているかできる限り理解しようという姿勢の問題です。「上司に対して緊張する」「言いたいことが言えない」というのもよく聞く話です。

だからこそ相手の言葉に潜む本当の気持ちに気付こうとする姿勢が必要となってくるのです。そのような姿勢があれば突然辞めてしまうといったことは少なくなるでしょう。部下との関係を良好に保つことは上司にとっても過ごしやすい環境として必ず返ってくるはずです。

まとめ

今の若者は、自分からはあまり話さない傾向にあります。しかし、話したくないのかと言えばそうとは限りません。コミュニケーションの取り方がよく分からないのが正直な所でしょう。それを周りが教えていくのはとても大切なことだと思います。

 

 

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