“S・M・A・P行動”で健康維持を

現代の日本人の多くは健康面で不安を抱えていると考えられます。仕事のストレスがたまる、外食ばかりで栄養に偏りがある、運動不足になりがち、など様々な問題点が挙げられます。これらが続くと病気になる可能性が高まりますので、何とかしたいところです。そこで取り組みたいのが、タイトルにある“S・M・A・P行動”です。決してあのグループとは関係ありませんので(笑)

S(=睡眠をとる)

Sは睡眠(すいみん・Suimin)の頭文字です。人間は規則正しい時刻に就寝・起床することで元気に活動できるのですが、ついつい夜中までインターネットをしたり、(特に男性の方は)ちょっとHな番組を見たりしてしまいます。こうしているうちに時間はあっという間に過ぎてしまいます。気がついたら3時を回って「あぁぁ、あと3~4時間しか寝れない」となってしまいます。夜更かしは睡眠のリズムを狂わせるので、健康にはかなり悪いと言えます。

これを防ぐため、まずHな番組はDVDやブルーレイに保存して休みの日に見るようにしましょう。金曜日のモチベーションもグッと上がると思いますよ(笑) インターネットも夜はなるべく控えるべきです。テレビやスマートフォン、パソコンといった画面を見た直後は脳内が活発になって睡眠の障害になるというデータが出ています。それよりも癒しの効果があるBGMを聴いてから寝床につく方が、睡眠の質が上がります。

また、「休日の寝だめ」も良くないと言われています。寝すぎた後に起きると体がだるくなるという経験をした方も多いでしょう。実はたくさん寝たからといって体の疲労は取れるわけではないのです。やはり毎日の睡眠時間はあまり変えない方が無難です。平日でも7時間(最低でも6時間)は睡眠を取るように心掛け、休日に寝だめをしなくてもいいようにしましょう。

M(=食事(Meal)に気をつける)

次に食事の面についてです。上でも述べましたが、社会人になるとどうしても外食に頼りがちになり、野菜の摂取が足りなくなってしまいます。独身の方は大丈夫でしょうか??睡眠と違って、野菜は休日に固めて取っても大丈夫なのですが、それだけで平日5日間の‘アンバランス’を取り戻すのは難しいでしょう。ですから、外食は「月回まで」と自分なりに制限を設けた方が良いです。

また朝食を抜くのも良くありません。健康面でもマイナスですし、集中力がなくなって、お昼前にバテてしまいます。どうしても時間がないという人は、せめて野菜ジュースだけでもコンビニで買っていきましょう。

A(=運動をする)

運動の英訳は‘Exercise’なのですが、ここでは‘Athletic’(体育)としました。仕事に追われると運動をする時間が取れません。それを放置すると体力や筋力の低下を招きます。そのまま年齢だけが重なるとけがや病気をしやすくなってしまいます。若いうちから運動は継続的にしなければならないのですが、どこで時間を確保するのかが難しいですよね。

そこで提案したいのが、企業がスポーツクラブの法人会員になることです。社員にはトレーニングジムやプールを優先的に開放し、料金も割引にするのです。そうすることで、仲間同士で楽しく汗を流すことができるでしょう。少々サボりたいと思っても「アイツが頑張っているし、何よりアイツより痩せたいから」という思いがあれば、イヤでも出向くことになります。新たなコミュニケーションが形成されることもありえますし、いいことづくめですね。こういう企業が増え出していますので、今後も拡大を続けてほしいところです。

P(=プラス(Plus)思考)

最後は‘心’の部分です。これまでは‘体’の部分を見てきましたが、心の健康を損なうのも大きな問題です。職場でのギスギスした人間関係からストレスを溜め、うつ病などの病気を発症したり退職したりするケースが増えています。原因のすべては解明できていませんが、日本人の「自虐的な」思考が影響している可能性も捨てがたいでしょう。

そこでわたしたちも‘プラス思考’を身につける必要があります。例えば上司に「お前は仕事が遅い。一体いつになったら上達するんだ」と言われたら‘カッチーン’と来ますよね。それは「怒られた」という思いが強いからです。ですが、「きっと上司に期待されているのだろう」「もし仕事が速くなれば『おっ。最近どうしたんだ。仕事が速くなったじゃないか』と認めてもらえるかも」「それに仕事が速くなれば自分にとってプラスになる」と考えれば、かなり楽になるのではないでしょうか。実際上司というものはそこまで鬼とは限らず、仕事のスキルが上がればけっこう認めてくれるものです。何事もポジティブにとらえることが大切なのです。ちなみに今「こうてい」から変換しようとしたら「肯定」は下の方に出てきました。もし日本がポジティブな国になったら「肯定」はトップに出てくるでしょうね。そういう国になってもらいたいものです。

まとめ

これまで述べてきた4つのことを行動に移し、習慣づけないと効果は期待できません。それが‘行動’の部分です。日頃から自分の健康をしっかりと管理し、健康維持に努めることが大切ですね。

 

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