新入社員教育のポイントは「フィードバック」だ!
新入社員の教育で頭を悩ませる方は多いことでしょう。大事なポイントは沢山ありますが、今回は『フィードバック』についてご紹介します。フィードバックとは、行動による結果を、行動した本人に具体的に教えてあげることを言います。
分かりやすく言えば、部下の行動に対して「良い」「悪い」だけの評価だけを述べるのではなく、そこに至るまでの行動を観察し、具体的に教えてあげることを言います。
適切なフィードバックができれば、新入社員もうまく教育できるはずです。
褒めることがポイント
フィードバックをするにあたって大事なのは、褒めることです。
褒め言葉を積極的に増やすことができれば、新人育成の面で大きな成果を得られるに違いありません。出来ればその褒め言葉も具体的で適切なものを選びましょう。
例えば「良かったよ」で済ますのではなく、「君が○○してくれたから、いい結果が出たよ」などと、相手に情報がインプットされるように心がけましょう。
世代間のギャップはコミュニケーションで解決
フィードバックをするにあたって、人間関係を保つ上での障害があります。その一番の壁が年齢です。
年齢が離れれば離れるほど感覚のずれも大きくなります。自分の「良い」「悪い」の基準を押し付けることなく、日頃からコミュニケーションを取る事を心がけましょう。
また、自分が受ける上司からの「フィードバック」に対する姿勢を、模範として部下に見せることも、手本を示すうえで良い機会となるでしょう。
伝える際はわかりやすく
くどいフィードバックは最悪です。ダラダラ、ネチネチでは物事の真意は伝わりにくいものです。簡潔にゆっくりと、大きな声で話しましょう。
伝える側は重要なポイントを絞って、適格な表現をすることを心掛けましょう。人の成長は一朝一夕ではなし得ません。
新入社員、後輩を育てるためにも、フィードバックを粘り強く続けていきましょう。
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