研修と一言で言っても
課長には課長の、係長には係長の、また一般の従業員にはそれに応じた人材教育が必要となってきます。多くの研修を取り入れるとそれだけ重複した講義を受けることにもなり、効率が悪くなります。また、管理職への講習での部下の育成というものにも他の講義内容との調整が必要となることも多く、調整が困難ということも起こり得ます。結局、誰に何の教育が必要なのか…それが問題になっています。
人物評・人物明細書・自己申告といった人事考課を主軸に研修を組んでいくことが必要になっていきます。全体的に弱い部分の重点的な教育が必要なのは、多くの人々が認めるところでしょう。
それを知るためには、人物評・人物明細書・自己申告といったものが必要となる訳です。
特に必要なのは新人研修
予算の都合で企業全体に研修を受けさせることが困難な場合、まずは新人研修から始めなければなりません。研修によって即戦力として使える人材を作り出す手伝いをしていかなければ、現場が疲弊していきます。どの部署に配属しても通用する人材を作れる状態にしておく。それがまずは必要な事となるはずです。
何が必要なのか
- 企業人として必要なビジネスの知識
- マナー全般
- 電話等の応対
- 業務遂行のポイント
- 文書の取り方
まるで子供の教育といった状態だと思われるかも知れませんが、まずは「初心に帰ること」から始めましょう。
まとめ
管理職には管理職の研修が必要。しかしまず取り組むべきは新人教育である。「初心に帰ること」まずはそこから始めましょう。
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