バーベキューにも仕事にもそれぞれの役割がある

会社の業務を上手く進めるには一人一人が自分の’役割’を認識しなければいけません。個人プレーに走ると組織は途端にバラバラになります。今日は自分の役割というものについて、バーベキューで例えてみます。

自分の役割を果たそう

ある人がバーベキューをしようと企画しました。たくさんの仲間が集まって来ますが、主催者側が何でもしてくれるのでしょうか?してくれたらいいでしょうが、実際はそんなことはありませんね。 参加者も何らかのお手伝いをしないと、主催者側に任せっきりでは楽しいバーベキューにならないと思います。そして一人ひとりには何らかの役割が与えられているはずです。買い出しに行く人や調理する人などさまざまです。
ところが、もしその中に「(その役割は)イヤだ」と言う人が出てきたらどうでしょうか。雰囲気が悪くなるでしょう。準備のときにボーッとして肉を食べるだけ食べて帰ったら、あとで怒られること間違いなしです。せめてすべきことをしてから料理に手を付けるべきですね。

役割を見失うと…

これは会社でも同じです。社員は決して勝手に仕事をしているなんてことはありませんね。必ず何らかの役割を与えられているはずです。大事なのは当人がそのことをしっかりと認識し、前向きに取り組んでいるかどうかなのです。「仕事ができない人」と言われる人はこの「役割に対する認識」が欠けているのではないかと考えられます。
また、こういう人たちはやる気がない状態で仕事をしていることが多く、効率も落ちていきます。それが伝染すると会社全体の士気にも悪影響が出て、最悪プロジェクトそのものが危うくなってきます。

常に原点に戻ろう


しかし、やむを得ないところもあります。自分の仕事に没頭すると周りが見えなくなってきます。そうすると「自分は会社の何なんだ」という疑念を抱いてしまいます。このとき既に自分の役割を半分は見失っているでしょう。
そんな時はもう一度原点に立ち返り、このプロジェクトの目的は何か、自分なぜこの仕事を与えられたのかを思い出すことです。そうすればやる気も回復します。当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことほど忘れがちなものです。初心に帰ってもう一度頑張ってみましょう!

 

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