部下を成長させるためには「自分で考えさせる」こと!

部下には自分で考えさせよう

職場で分からないことがあれば、部下は質問してきます。日常茶飯事だと思いますが、そのときの質問のしかたは大きく2つに分けられます。

成長する部下しない部下

1つ目は部下自身が自分で考え、調べてもなお分からないケースです。「~までは出来たのですがその先がどうしても進められません。○○についてアドバイスをいただけないでしょうか」という感じで指導を求めてきます。自分で取り組んでいる分、それまでの状況を具体的に説明するので上司は「おっ。コイツはよく考えているな。よし、アドバイスを送ってやろう」という気になれます。

反対に、いきなり「○○について教えてほしいっす」と言うような社員は突っぱねればよいのです。口調も問題ですが、何も考えずにいきなりアドバイスを求める人は何をしても成果が出せません。これは若い社員に多いと思いますが、こういう社員には「まず、自分で考えてみなさい」と伝えることです。そこでハッと気が付いて自分から取り組む人は成長します。逆に「なんだよ、このおっさん」と思う人はそれまでです。残念ながら会社の戦力になり得ません。冷たいようですが、モノがありふれている現代において若者は自分で考える機会を満足に得られないのです。

部下が困っていてもまずは自分で考えさせよう

社会人になってからでも遅くありません。考える力を身につけた人は必ず成長します。その機会を提供するのは上司の役目なのです。学生時代に身につけられなかったことを教えてあげればいいのです。本当に部下のためを思っているのなら、時には厳しい姿勢で臨む必要があるでしょう。

 

 

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