働く意味がわからない新入社員の皆さんへ

厳しい就職活動を乗り越えて晴れて社会人になった人たち。これから何十年と働いていく中で壁にぶつかり、悩むことも多いでしょう。そこで働くことに意味を見いだせなくなるとやる気をなくし、仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。そうならないよう「自分は何のために働くのか?」を考えてみましょう。

もし誰もが働くことをやめてしまえばどうなるでしょう

もし世界中の人々が一斉に働かなくなったらどうなるでしょうか。みんなが仕事をしなくなるということは農家がいなくなるわけですから、食べ物を確保することが大変になります。大工さんや建築家がいなくなると家を建てることも難しくなります。


生活に必要なものだけではありません。例えばヤフーやグーグルの社員などパソコン・ネット関係の人たちが全員仕事を辞めてしまったらどうなるでしょうか。YouTubeやニコニコ動画を見ることができなくなります。皆が働くのをやめたらこれまであったものがなくなってしまうのです。

何のために働くのか

やりたいことを仕事にしようというのはよく言われることです。しかし野球が好きだからといってプロ野球選手を目指してもなれるのはほんの一握りです。当然のことながらみんながやりたいことを仕事にしているかというとそうではありません。大して好きではない仕事をしている人も少なくありません。ではなぜ働くのでしょう。

多くの人にとって働くことはお金が必要だからです。もちろん人から感謝されるためだとか仕事が楽しいからという人もいるでしょう。そういう人であってもお金を得ることができないのであれば今のように働くでしょうか。働かくなる人も少なくないはずです。しかしお金だけのために働いているというのでは意欲も湧きづらくなります。

 

働く意味を見出す方法

働く意味がわからないときはどうすべきなのか3つの対処法を紹介します。

1.晴れた日に歩くことで元気が出てきた経験はないでしょうか。これは脳内にベータ―エンドルフィンという脳内物質が出ているからです。行動は心に影響を与えるのです。そこで思い切って夢中で仕事に取り組んでみるのは有効な方法です。それまで仕方なくしていた仕事が実は天職だったという可能性だってあるのです。

2.具体的な目標を決めてみるという方法もあります。例えば普段本を読まない人が1か月に5冊読書するという目標を立てたとします。そこから新たな視点や気づきを得ることができることに気づくかもしれません。あるいは空いてる時間を有効活用できることに気づくかもしれません。最初は本を読んだ方が良さそうだからという理由で読書したのがあとからそれまで思いもしなかったことに気づくことだってあるのです。仕事でも同じです。具体的な目標を立てることで働く意味に気づくこともあるでしょう。

3.働く意味がわからないというのは仕事に不満があるからあるいは仕事をしたくないからとも言えます。意味がどうしても見いだせないときは思い切って仕事を辞めてみるのも一つの手です。収入は減ってしまいますが自由な時間は増えます。そこから働く意味が見えてくるかもしれません。もちろん辞めることはリスクがあるため手放しでオススメできるものではありません。

 

まとめ 

いかがでしたでしょうか。働く意味は人それぞれです。わからないまま仕事を続けている人もいるでしょう。新入社員は仕事を覚えるのに必死でそこまで考える余裕はないかもしれません。しかしふと疑問に思ったときに今回の文章を参考にしていただければ幸いです。

 

 

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