その計画は成果を出せるか?
会社では事業を進めるためにあらゆる計画を立てます。しかし、いざ計画を立ててみると残念ながら計画作りがまとまっていない場合が多いように思います。一生懸命作っても、現状と変わらず成果が見込めないものとなっています。
前年と同じことをやっていれば、市場に流されるまま段々と業績も落ち込んでいきます。ポイントを押さえて具体化していき、良い計画作りを目指してほしいものです。そこでより良い計画を立てるためのポイントを3つまとめます。
1・変化やニーズの把握
社会的なことを考えると、女性の活躍・高齢者問題・結婚しない若者たちなどのライフスタイルの変化や価値観の変動が起こります。そして、海外からの観光客が増えることによる消費は、ニーズとしてまだまだあります。
時流はこのようにどんどん変わっていき、景気に左右されて売上の上がる商品も変化していきます。見た目や気持ちを楽しませて心をつかむ新商品やサービスが求められていると言っていいでしょう。何が必要とされているか、しっかりと把握することが大切です。
2・誰に、何を売るかが明確になっている事
計画を立てる時に、チャレンジ次第で確実に売り上げが伸びる見込みが必要となります。「誰に」とターゲットを絞って、「何を」と商品の決定を行っていなければいけません。新規か?既存の客か?よくよく見定めて計画を練っていきましょう。あれこれ迷っていては、ターゲットを失います。「誰に」「何を」の2つを把握しましょう。
3・具体化しよう!!
「誰に」「何を」と狙いを定めても、具体策が足りないようでは成果に結びつきません。ポイントを決めたら計画の中に「どのように」具体策が練り込まれているか確認します。例えば、新規客の満足度向上を図ってリピート率を70%から90%に引き上げる方向性を出し、具体案を練り込んでいくという方法をとります。いくつか具体案をあげて、「どのように」という策を明確に落とし込んでいきます。
まとめ
現代を取り巻く様々な要因で、市場の伸び悩みが叫ばれていますが、生き残りをかけて売上・粗利の確保など目標達成は必須の課題です。アイデアを絞って新しいことにチャレンジしないと、売上増にはなりません。目標達成にはどうすればいいか、「誰に」「何を」「どのように」と戦略を立てチームとして計画実行するのが経営側の責任です。3つのポイントをしっかりと掴んで、計画に役立てましょう。
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