ユニークな研修が強い会社を生む

社員を優秀な人材に育て上げるには、研修も工夫を凝らしたものでないといけません。ですが、実際は研修の方法に悩む企業様は多いと思います。そこで今回は、東京にある広告代理店が実施しているユニークな研修をご紹介します。

気分は学生!? ~実地体験で成長を促す~

この企業の半数は女性の従業員で、職場の雰囲気が大変良いそうです。研修の内容も面白く、リンゴの花摘みに田植え、登山と大人になったらなかなか出来ないものが多いです。ただ単に楽しいと言うだけでなく、こういった作業を通じて問題解決能力や責任を果たす能力を身につけていくのです。

リンゴの花摘みでは1人当たり5本の木を担当し、出荷できそうなものだけを選んでいく作業があります。大変な作業ですし、他人も同じ作業をしているので助けも得られません。また、花の状態を見極めるのも難しいでしょう。そうやって悩んでいくうちに‘花選び’が上達していくと言います。

体験したことがないような作業でも自分で悩んで考え、自分なりの答えを見つけていくのがこの企業の狙いです。実際に花摘みを体験した社員も、「とても楽しかったし、充実感があった。学生の頃に戻ったようで伸び伸びと出来たし、実際の仕事にも応用できそうです」と語っていました。OJTやOff-JTだけでなく、こういった特別な体験も仕事のスキルアップにつながると言えそうです。

全国の受講者が集まる研修

この企業では花摘みなどのような「新人・若手向け」の研修だけでなく、中途採用された社員やその人と同じ時期に入った社員向けの研修も行われます。対象者も全国のグループ企業と幅広く、仕事のスキルアップのための意見交換をします。

普段接しない人と話し合うことで新しい発見ができ、交流も深まるので社員からの評判もかなり良いとの事です。同じグループの会社とはいえ、外の世界に触れるのに等しいこの研修。花摘みと同じく、日頃と異なった体験が社員の「気付き」を引き出すのでしょう。

社員の感想は

ここからは、この企業に研修を受けた2人の社員の感想をご紹介します。まずは、入社して4年が経ち、人事の仕事を始めた女性従業員の声です。「私も花摘みなど新入社員の研修を受けてきました。そのころの感動や新鮮な体験が今の仕事に生かされています。周りの人や後輩社員に対して配慮がしっかりできるようになり、『お姉さん』として慕われています(笑)今後もさらにステップアップしていきたいですね」

もう1人は中途採用されて3年目になる営業担当の男性社員です。「最初はみんなと上手くやっていけるのか不安がありました。でも、全国のグループ企業の人たちが集まる研修に参加することで、様々なことを吸収できました。年齢やキャリアが異なる人たちが一緒になって話し合うことで、今まで気付かなかったことを教えてもらえますし何よりいい刺激になります」

この男性社員は半年に1回行われる表彰式で見事優秀賞に輝きました。今後は営業主任としてさらに自分を磨きたいと意欲的です。

まとめ

いかがでしたか?大変ユニークな研修であると同時に社員の個性を重視したものになっていますね。この企業では「世界に羽ばたけるような人材を育てる」ことをモットーとしています。先ほどの2人の社員も是非活躍の場を広げてほしいですね。

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