人事評価制度でお給料が決まるのではない!!

社員が生きがいをもって仕事をするには、人事評価制度をお給料の決定をするためにだけ使ってはいけません。経営計画との連動で、社員を正しく評価しましょう。ビジョンを明確に定めた経営計画があれば、自ずと正しい評価制度になってきます。この制度を活用する時は常にリーダーを柱に据えて運営していきましょう。

評価制度をどう扱うか?

まず、経営計画書をどう人事評価に反映させるか考えてみましょう。計画書には必ず戦略を盛り込んでおきます。社員はその戦略によって目標達成に励みます。計画書には経営戦略を入れ、人事評価制度に反映させるのがポイントです。その動きを評価のポイントとしていきましょう。

これは企業の理念や目標を継続的に達成するための道筋です。

ベクトルを揃えようと思うのなら、その評価結果をまた評価します。社員が自分の評価に不満をもっていれば、「やる気をだして頑張ろう」という気持ちにはなれません。

なので、「ビジョン実現型人事評価制度」を取り入れ、アンケートなどで納得度を調査します。自分の評価への評価です。

それで、見えてくるのは、納得した社員が明確になった目標に向けて取り組み始める姿勢です。上司は支援を始めます。社員の納得の度合いで、リーダーに対して信頼度も増してきます。リーダーも自分の取り組む課題が見えてくると言った仕組みで、社員のやる気が揃い、全員で目標へ向かっていくことができます。評価制度を上手く活用しましょう。

人事評価は賃金査定ではなく評価するもの

人事評価制度をお金と考えてしまったら失敗します。

賃金の決定だけに使うのではなく、本当の目的を確立して、企業のビジョンを実現するために使い、人材を会社の財産として活用していくようにしましょう。

実現できれば、社員全員がやる気を出して企業の成長に必要な効果が得られます。

「ビジョン実現型人事評価制度」の作成の仕方ですが、「ビジョン実現シート」というものがあり、全体を把握するのに適しています。

これで理念・方針を決定し、実現できるような経営計画書を作成しましょう。賃金査定だけに使うのではなく、全員が内容を共有し把握し目標を定めることが重要だと気付きます。

ビジョン実現型人事評価制度

ビジョンを描くときに「社員全員の幸せのゴールを目指そう」というものでしたら、全員の納得も得られますし、ゴールに向けて仕事に取り組もうという姿勢も育ちます。理想のリーダーが自然に育ち、適材を採用したりできます。「ビジョン実現型人事評価制度」の良いところです。女性にとっても、営業成績だけで人事評価される制度のように不満を持つことなく、やる気を出しやすく目標に向かって努力されるでしょうし、達成に対する評価でモチベーションも上がり、会社もより活性化するでしょう。

男女関係なく、全社員・リーダー、そして新人と一丸となって取り組める制度と言えます。

成果を導き出すのは、社長の意気込み・ビジョンの浸透・リーダーの積極参加と理解の3つのポイントがあります。特にリーダーは部下の評価を下すキーパーソンなので、積極的に評価する基準を決めさせておかねばなりません。部下の仕事ぶり・判断基準・課題などに取り組む力などを明確にしておきます。

そして、部下にも評価の評価をさせ、結果について自分でどのように感じたかフィードバックをさせます。お互いの成長も感じられるし、永続的な成長も求められます。

まとめ

社員全員が同じビジョンで成長を感じられる「人事評価制度」と「経営計画書」について述べていますので、より自社を成長させて永続的な繁栄を望まれる経営者の方は是非参考にしてみてください。

人事評価と言えば給与査定だとおもっていた方、もちろんそれも大事ではありますが、本来の果たすべき役割のほんの一部であることに気づいてください。

 

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。