自主性と積極性を持つ社員を育成する。新入社員の人材育成とは?
今やゆとり世代と言われた世代も後輩や部下を持つようになってきています。自主性と積極性を兼ね備えた社員の育成にはどの企業、どの世代でも苦労していることでしょう。
率先して行動するために必要とされる自主性と積極性は業務の遂行には必要不可欠と言えます。
今回はこの自主性と積極性を持つ社員の育成方法を考えてみたいと思います。
最近の若手社員にみられる特徴とは
最近の新入社員だけではなく若い社員たちはどうしても「指示待ち」といった状況に陥りやすいものです。当たり前ですが、仕事もまだ覚えてきれていない新入社員に自主性や積極性を求めるのは酷というものでしょう。
ではどのように育成していけばいいのでしょうか。
新入社員には大まかに2つのタイプがあります。
それぞれのタイプごとに対応が違いますのでそれを見てみましょう。
1.社員の特徴・従順タイプ
このタイプの新入社員は上司の指示によく従うタイプです。
黙って上司の言うことを聞き仕事をこなしてくれる「仕事がしやすい部下」です。
しかし、これは言い換えれば自主性が欠落しているともいえるのです。給料さえ手に入ればいいといった消極的な姿勢が垣間見えることもあるでしょう。
積極的に仕事に取り組むことが変化に富んだ現代社会には必要です。
自ら進んで仕事を行うことがないため扱いやすく、それでいて大した貢献を会社組織にもたらすことがないのが特徴です。
今を生き抜くために熾烈なサバイバル競争を繰り広げる企業にとって「仕事がしやすい部下」はかえってマイナス要因となることもあるのです。
2.社員の特徴・反抗タイプ
前述の従順タイプに対してこの反抗タイプは会社や上司に対し遠慮なく発言を繰り広げます。
「おかしいものは、おかしい」「ダメなものは、ダメ」とハッキリものを言うため周囲からの評判は決して良いものではありません。自己中心的と受け取られることもしばしばです。
しかし実際のところ会社のことを真剣に考えているために意見が出てしまうのです。そのような社員は無視されると途端にモチベーションを保てなくなり、会社に失望して退職してしまいます。
初めこそ自主性と積極性があって行動する社員であっても、扱い方を間違えると途端にやる気を失っていきます。
大切な忠告をしてくれる良き社員であるだけに退職させてしまうのはもったいないと言えるでしょう。
社員の個性に対する理解を持ち自主性と積極性を保つ
従順タイプの社員には自主性と積極性を待たせ、反抗タイプの社員には持っている自主性と積極性を潰さずに育てていくことが重要です。
そこで具体的な対策方法をまとめてみました。
1.従順タイプへの対策方法
ただ指示に従って業務をこなしていく理由として考えられるのは、上司からの指示が多すぎることが挙げられます。
確かに新入社員にとってはその方がよい部分があるかと思いますが、ある程度の経験を積んで来たら社員自身で自ら考えさせることも必要になってきます。
最低限するべきことを伝えたら「後は君に任せるよ」というくらいの厳しさがあっても良いでしょう。
また、自主性を持ち積極的に行動するかという点も評価対象になることを本人に伝えておくことも大切です。
それでも、自主性と積極性を持てずにいる社員には何らかのプロジェクトリーダーに据えてしまうと良いでしょう。
何とかして自分で行動しなければならない状況を作り出すのです。そうすることによって自分で考える必要性に迫られ、自主性と積極性を鍛えていくことに繋がります。
2.反抗タイプへの対策方法
反抗タイプの社員は自分の意見に自信を持っています。つまりはプライドが高いと言えるでしょう。ですから、その意見に対し否定という対応で示せば言うことを聞いてくれなくなることもあるのです。
その社員の言うとおりにしなくても良いのですが、せめて何らかのフィードバックはしておくと良いでしょう。
意見を聞いた証拠となるアクションがなければ、「何故聞き入れてくれないのか」と不満を募らせます。
意見に対するレスポンスが反抗タイプの社員への育成のポイントとなります。
まとめ
いずれのタイプにせよ、企業内で上手くコミュニケーションが取れるようにしていくことが大切です。すぐ出来る事ばかりではありませんが時間をかけて根気よく取り組んでいけば成果は必ず出てくるはずです。
社員の自主性と積極性を育成することで企業の業績も大きく伸びていくことでしょう。
この記事へのコメントはありません。