ベンチャー企業が今すぐ取り入れたい人材募集方法を3つ紹介

求人しても良い人材を獲得することができないと嘆くベンチャー企業は少なくありません。優秀な人材を得る為に会社が行うべきこととは何でしょうか。

下記3つのポイントについて考えてみましょう。

人材募集のためのHPとは

利益を上げる為に、自社HPやブランドHPを上手に作っている会社が多い中、求人に関するページはイマイチな会社も多いようです。体裁はいいのに、求人の情報量が少なかったり、クオリティーが良くなかったり、されるべき更新がされていないところも結構あります。

また大手企業と似たようなホームページを作っても人材募集は上手くいきません。知名度が違うからです。ベンチャー企業にはベンチャー企業にあった方法があるのです。

例えば株式会社LIGがやっていた「伝説のウェブデザイナー」募集記事(https://liginc.co.jp/recruit/legend-designer/)は多くの反響を呼びました。ストーリー仕立てにすることで人を惹き付け記憶に残りやすくなっているのです。

ベンチャー企業は知名度が低いことが多くこれくらいのことができなければ注目されず思ったような人も中々来ません。

費用を掛けなくても人材募集はできる

ソーシャル・ネットワーキング・サービスやブログを活用したバイラルマーケティングという手法で上手にリクルート活動を行っている企業もあります。

「口コミ」や「人からの紹介」を活用した手法となるため、完全無料でリクルート活動を行えるメリットがあります。中でもオススメの方法が、例えば自社の社員のFacebook上での個人的なネットワークを利用して求人を拡散させる方法です。これにより自社の社風などによりマッチした応募者が手をあげてくれる機会が増えることでしょう。

近年注目されている採用方法があります。米国のIT企業から広まったリファラル採用です。これは社員の紹介や推薦から採用する方法です。従来からあるコネ入社とは違います。

従来の方法では重役や取引先の企業からの紹介でやむを得ず採用することもよくありました。しかしリファラル採用では社員全員が推薦でき入社も必ずしも約束されているわけではありません。採用基準を満たす必要があるのです。これだけだと推薦のあるなしが違うだけで普通の採用とどこが変わるのか見えてきません。しかしベンチャー企業、求職者双方に多くのメリットがあるのです。

ベンチャー企業にとってのメリット

  1. 全く知らない人を採用するより社員の推薦がある方が安心できる
  2. 定着率が上がる
  3. 類は友を呼ぶで必要な技術や知識を持っていることも多い求職者にとってのメリット
  4. どのような企業なのか知ることができる
  5. 知り合いからの紹介なので疑問点を聞くことができる
  6. 良い会社だから紹介してくれている可能性が高い

このようなメリットから日本でもリファラル採用をが広がっているのです。

ベンチャー企業も自由な働き方でやりがいをアップさせる

労働時間をフルタイムからパートタイムに思い切って変えてみるのはどうでしょう?

働く時間を短縮するだけでも、リクルートのハードルはぐっと低くなります。また、業種や職種にもよるかと思いますが、会社に出勤しなくてもできるような業務は、在宅ワーカーやフリーランサーへ依頼をするという手もあります。

『クラウドワークス』や『ランサーズ』といった、簡単に仕事を外注できるサイトも増えてきていますので一考の価値ありです。

勤務形態についてフレキシブルに考えることで、ハードルを下げるだけでなく、自社・自店舗のマネジメントにも良い結果をもたらします。労働力が確保された職場では、労働環境が整うことで、社員のやる気に繋がります。

勤務形態を見直してみることで、あらゆる点において好転するでしょう。

まとめ

大手企業と比べて知名度の低いベンチャー企業であっても工夫次第で優秀な人材を獲得することは可能です。

今回の記事が参考になれば幸いです。

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