楽しむセンスを力にスピード成長

社員が仕事に楽しみを見つけるという原動力で、最初の店からあっという間に120店舗展開という、めざましいスピードで成長をとげた串カツ屋さんがあります。

仕事を好きになろう!!

最初の出店から10年足らずで120店舗に拡大。この目を見張るようなスピード成長を支えたのは現場で働く社員たちでした。社員に共通することは、社長の指針でもある「自分の仕事を好きになること」です。社長もスタッフ達に「楽しむセンスを磨いてほしい」と将来性に期待を寄せています。
入社して数年の社員はこの仕事に巡り合い、新店舗の店長に抜擢されました。最強の店舗を目指して、2か月で社員がいなくても店を回せるまでにアルバイトスタッフを育て上げたという実績を残しました。今そこにある仕事に何か楽しみを見つけ、どのように今の仕事を好きになれるか、楽しむことが出来るかが大切だと実感しているようです。

様々な経験をしたから社長の「働くことは仕事を好きになることを極める」という言葉に、理解を示せるようにもなりました。このように、若手の社員がイキイキとお店の下支えをしてくれるので、ますます活気のある勢いのよいお店となっています。何かを好きになるのは、成長への第一歩です。向上心を持って、自分の仕事を楽しむ若手が続々そだっている同社は、今後の発展が期待されています。

「秘伝のレシピ」に救われた

このお店は大阪の大衆的な串カツ店をほうふつさせる店内の造りで、確かな味と雰囲気で顧客に愛されるお店となっています。社長はここまでのヒットと展開は予想しておらず、最初は一店舗のみのつもりで開店しました。

しかし、その背景には熱い物語がありました。この店の副社長は、良いビジネスパートナーで、彼は父のレシピを再現したいという夢を持っていました。会社が傾きかけたころ、ちょうど夢のレシピを見つけ出し、「これだ!!」という美味しさに出会ったのです。再生か・倒産かの瀬戸際で大ヒットを飛ばし、起死回生となります。まさ「秘伝のレシピ」に救われたということです。また、良い人間関係にも恵まれたということにもなります。

まとめ

福利厚生がしっかりしているこのお店は、海外旅行・イベントなどでチームワークを向上させています。飲食には珍しく週休2日制を制度化し、会社の制度を整えるのが当然で、スタッフがより仕事を好きになり楽しんで働いてくれることを何よりとしています。このように、労使一丸となって、仕事を楽しみながら、これからも勢いよく躍進を続けていくことでしょう。


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