明るい職場づくりを

バブルの崩壊から20年。かつての日本の明るさは姿を消し、ニュースでは凶悪な事件が報道される・・・。ハァ、暗いなあ・・・。そんな雰囲気、吹き飛ばそうではありませんか!!!世の中がいきなり変わるわけではありませんが、せめて職場だけでも明るさを取り戻したいものです。そこで今回は、社員が一つになって良い雰囲気で仕事に取り組むための方法を3つご紹介します。

1、情報を共有する

最近は自分の殻に閉じこもり、他の社員の仕事ぶりに興味を示さない人が増えたように思えます。あまりにも興味を持たないため、「隣の人が何の仕事をしているのかがよく分からない」という社員がいるそうです。当然ですが、仕事とは組織全体で行うものです。1つの情報を全体で共有し、良いものは参考にして良くないものについては改善の方法を考える。これこそが組織の成長につながるのではないでしょうか。

もし外の世界をシャットアウトしてしまうと、「他人のしたミスを知らないままになる」という現象が起こります。ここで自分も同じミスをしていたら、永遠に同じミスを繰り返してしまいます。最悪ですね。気がついた時には取り返しのつかないことになっているかもしれません。こうならないよう、日頃から些細な情報でも全体で共有しましょう。

2、脱「結果主義」

「いやいや、結果こそが大事なんでしょ?」と思われるでしょう。もちろん大事なのですが、途中にある「過程」の良し悪しをみんなで考えることも大切なのです。これも「情報の共有」に近いですが、やっている途中で気づいたことを発表するのは、他の社員が改善を考えるきっかけにもなります。

「出来ました!」という結果の発表だけを聞くと、心のどこかで「は、はあ・・・」と思ってしまいます。でも「こういう問題点が発覚しました」となれば「なるほど。私も気をつけよう」となりますね。これも組織を一つにする大切な要素です。

3、成功の喜びを分かち合う

最後は「成功の喜びをみんなで分かち合おう」という考えです。スポーツの世界や芸能界では、ライバルの成功は嫉妬にしかなりませんが、一般の社会ではむしろプラスに作用します。会社はチームプレイで動くものですから、1人の成果は組織全体に良い影響を与えます。それに、1人が喜べば周りも自然と喜びます。仕事が上手くいったらどんどん報告しましょう。ただし、自慢はNGです。自然体で喜ぶ姿が受け入れられることを忘れないで下さいね。

もちろんお互いに切磋琢磨しあうことも大切です。しかし他人の成功を妬むのではなく、「よし!自分も頑張って喜びを倍にしよう」というくらいの考えがあってもいいのではないでしょうか。他人の成功をあえてマイナスな方向に考えなくてもいいと思うのですが、いかがでしょうか。

まとめ

1人で仕事をしても、いいものは得られません。仲間の成功は素直に喜び、自身の成果も積極的に発表する。これこそが職場の閉塞感を打ち破り、明るく活発な雰囲気を取り戻す方法だと考えます。みなさんも是非実践してみてください。

 

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