部下とのコミュニケーションとは話をして終わりではない 言葉を適切に人に伝えるには

会社内で部下とのコミュニケーションがうまくいかず、困っている人が増えています。2014年に発表されたマイナビニュースサイトによるとコミュニケーションが苦手な人は72.4%に上るようです。部下と適切な関係を築くことが出来なければ業務に支障を来してしまいます。そうならないようにするためには、相手に話を理解させ納得してもらわなければいけません。

「話をしたから伝わっている」と思うのは間違い

伝言ゲームはご存知でしょうか。先頭の人から順に後ろの人に言葉を伝えていくゲームです。本来は最初と最後の言葉が同じはずなのですが、伝言しているうちに変わってくるのです。これは企業でも同じです。社長から末端の部下まで人を介すれば介するほど、伝えた内容は変わっていきます。人から人へ伝えるのはこのように難しいのです。

さて、あなたの話した言葉は部下に対して適切に伝わっているでしょうか。もしそうでないと感じているのなら、それは伝え方に問題があるのです。

どうすれば部下に話が伝わるのか

みなさんは相手の話を全て真剣に聞けているでしょうか?なかなか難しいですよね。「話は伝わらない」という事を前提にすべきなのです。だからこそ伝わるように工夫するのです。人の記憶というものは忘れるように出来ています。そうならないようにするためには繰り返す必要があるのです。そのためにはコミュニケーションは頻繁に取るべきなのです。 

もう一点ポイントがあります。会議や朝礼で人の話を真剣に聞かない人がいます。多くの人に語りかけることにはメリットもあるのですが、適切に伝わらないといったデメリットもあるのです。個別に語りかける機会も設けてみてはいかがでしょうか。遠回りのようでもそうすることで相手が納得できたか、不満はないかといったことを表情や反応で確認できるのです。

まとめ

人と言うのは理屈や正論だけでは動きません。工夫しないと人は動かないのです。命令されて動くのが好きな人はいません。そう考えると、言葉を伝えただけで人が動かないと嘆くのは間違いであると言えます。部下に対しては個別に繰り返し粘り強く働きかけることで納得させるのです。人を上手に使うことで業務の効率を上げていきましょう。

 

 

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