組織をまとめる方法とは 上司に求められる役割

課題をこなせずどう頑張ってもうまくいかない場合があります。理由の一つとして考えられるのが組織がまとまっていないことです。組織が一つになるのもバラバラになるのもそれをまとめる上司次第でずいぶん変わってきます。多くの人をまとめるためにはどのような方法が考えられるでしょうか。

組織運営をスムーズにする方法は方針を理解させること

野球を例にしてみましょう。小技を駆使したスモールベースボールという戦略があります。バントやエンドラン、盗塁を重視して1点を守り抜く戦い方です。もし誰かが目立ちたいあまり1人フルスイングをすればどうでしょうか。チームの和を乱すのは明らかです。

1人1人の能力も大事ですが、全選手がチームの方針を理解してそれに合わせたプレーができて初めて優勝への道が見えてきます。これは組織運営でも同じことで、全員が組織のカラーを理解することで‘まとまり’ができてくるのです。

まとめるために必要な信頼関係

日々忙しい業務の中、組織をまとめることは簡単ではありません。まとまりのある組織は会話が活発でお互い信頼関係を築いています。これは話し合うことでお互いのズレを修正できるからです。また信頼関係は部下のモチベーションを高めます。上司としてはこのような関係を作っていかなければいけないのです。

部下から見れば上司の何気ない言葉であっても気になってくるものです。そこでさりげなく声を掛けたり挨拶をすることが有効になってきます。コミュニケーションは質より量と言われます。頻繁な声掛けで信頼関係を得ることが組織の一体感が増すのです。単に業務をこなすだけではなく部下とのコミュニケーションも大切な仕事になります。

組織をまとめるにはベクトルを合わせる

組織にはいろんな考えの人がいます。周囲との関係を重視する人もいれば一匹狼タイプもいるでしょう。そのままであればベクトルはバラバラです。個人がいくら成果を上げてもこの状態では組織としての力を十分に発揮することはできません。そこでビジョンや目的を話し合っておくことが大事です。それらを共有し現場レベルで実行できるように落とし込む必要があります。一丸となることが強固な組織作りには欠かせません。

まとめ

個人の能力や思想は人それぞれで変わってきます。(「十人十色」という言葉がありますね)ですが個人が勝手に動くとまとまりがなくなってしまいます。組織をまとめるには会社の方針を全員が理解し、目標に向かうことが何より大切となるのです。

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