リーダーシップは引っ張っていくだけで良いものなのか?
この記事に目を止めたということは、リーダーシップとは何かを大なり小なり理解していて、今まさに実践しているある程度自信のある人、もしくは自信が全くない人のどちらかということですよね。自分はリーダーとして、部下を引っ張っていけているのだろうか?もっと付いて来てもらうにはどうしたらいいのか?それをこれから一緒に考えていきましょう。
そもそもリーダーシップとは?
そもそもリーダーシップとは何でしょうか?チームを率いる能力あるいは部下を引っ張っていく自分自身の力量ですね。強い意志を持って、厳しく指導するのも良し、優しく敬意をもって指導するのもまた良しです。
あなたは部下に対して統率力を発揮できているでしょうか。もし、そこに不安があるのなら一度見直してみる必要があるかもしれません。適度な対応力がなければ部下は付いて来てはくれません。ひょっとしたら、良いリーダーであると思っているのは、独りよがりかもしれませんからね。
引っ張っていくことの落とし穴
ただ、引っ張ると言っても引きずるのとは意味合いが違います。無理矢理やらせたり、無理難題を押し付けたり、部下にやらせて自分は何もしないなど、上司としては失格ですよね。
でも引っ張ろうとするとその落とし穴にハマりやすいんです。「少しでも成長させる為にこいつにやらせてみよう」「こいつなら、うまくこなせるだろう」「自分が手を出すと部下の成長に繋がらない」これは全部押し付けに繋がっていく可能性のある、危険な考え方です。
リーダーはあなた自身です。引きずって放置したり、部下の意見を全く無視し独断で突っ走るのは本当にリーダーシップを発揮できていると言えるのでしょうか?それは、完全に独りよがりのリーダーになってしまっている可能性があります。無理矢理やらそうとしても誰も付いて来ません。あなた自身が想像しているよりも、部下はあなたのことを厳しい目で見ていますよ。
リーダーシップに本当に必要なもの
リーダーシップに本当に必要なこと、それは自分で見つけなければなりません。というのもリーダーシップというのは部下を引っ張っていくタイプ、それぞれの意見を調整するタイプ、ビジョンを示して人を動かすタイプなどそれぞれ違うからです。
どのようにして見つけていけばよいのでしょうか。それは自分自身の中にある、良い点やダメな点を素直に見つめ直す。ただそれって中々わからないですよね。自分のどこが間違っているのか、それとも正しいのか。なら、部下に直接聞いてみてはいかがでしょうか?やり方としては、ミーティングという形をとってみてもいいでしょう。
もし内向的な部下がいて、素直な意見が聞けないというのなら、マンツーマンで話を直接聞くことのできる機会を与える必要性もあります。そこを見極められているのか、というのもリーダーとして大事な部分でもあります。
仕事の能率はどうでしょうか?うまく進めていけていますか?もし、どこかで行き詰まってしまっているのなら、それはリーダーシップを発揮できていない可能性があります。まずは、自分自身から変わっていきましょう。そうすることによって周りからの評価も自然と変わってくるはずです。
まとめ
ここまででリーダーシップについて学んできました。まず一番大事なことは部下の気持ちを知り信頼を得るということです。そして、それができていないのならば、あなた自身が変わらなければ誰も付いて来てはくれないということです。
先ほどから何度も言ってますが、独りよがりにならないように注意しましょう。リーダーとはチームを統率する者、その力がリーダーシップなのですから。
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