リケジョの強みを生かす!メディカル広告

世に広告物は沢山あふれています。それが作られる過程は(クライアント→広告代理店→広告制作会社)で、代理店が制作に関与することもありますが、大半は制作会社が担っています。華々しい業種にも見えますが、制作した広告内容によっては「2回目がない」制作会社もあるほどシビアな世界でもあります。そんな業種の中にあって、クライアントから信頼を得て成功を収めている「女性オンリー」の企業があるのです。どのような企業なのか見ていきましょう。

専門知識を大いに活用

この企業は女性10名ほどの企業で、その中には医療や科学に長けた人材を揃える「メディカルチーム」が存在します。このメディカルチームの作る広告物が、医療系広告として製薬会社や医療機器メーカーなどに高い信頼を得ています。なぜ評価が高いのか?それはチーム全員が『リケジョ』だからなんです。生命科学の修士や博士を取得した人、医療関係の専門学校で講師をしていた人、製薬会社や医療機器メーカーで働いていた人が、専門知識を武器に活躍しています。だから、嘘のないわかりやすい広告になっています。

リケジョだから出来る

広告にもいろいろな種類があり、ポスターやパンフレットなどクライアントによって作成されるものは違ってきます。この企業が主に制作している製薬系の広告には、一般向けと医療従事者向けがあり、それぞれに作り分けがされています。医療従事者向けには、その専門知識を大いに活かし、時には英語の論文を読んだり、名のある医者に取材をしたりと細かいところまで気を配ります。一般向けの物になると、専門的な要素は省き、わかりやく読みやすく、誰もが理解しやすいような言葉選びをします。おもに主婦が多いため、女性ならではの表現が必要になってきます。
『リケジョ』ならではですね。

「ママ」のチカラがプラスの作用

この企業は転職組が多く、子育て中の「ママさんリケジョ」も活躍しています。社長自身も出産・育児を経て、この企業を起こしているので『子供がいるから仕事をあきらめるのではなく、子供がいるから働ける』という環境を作りたいとおっしゃっています。「ママさんリケジョ」は、「リケジョ」に足りない部分を「ママ」の経験が大いにプラスされ、相乗効果を生み出しているようですね。
確かに薬一つを取っても、医療の専門知識だけでは、赤ちゃんや子供の動作はわからず、どのように与えればいいのかわからないです。ママのチカラは大きいですね。

まとめ

「理系の人が広告?」と最初は不思議に思いましたが、調べていく中で「的を得た職業だ」と感心に変わりました。さらに、子育ての経験が加われば、広告制作をする上で大いにプラスになります。理系で就職に悩んでいる人は、こういう活躍できる場があることを知る事で、また違った方向性が見えてくるかもしれませんね。


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