あなたはデキル人?デキル人はやっている!『80対20の法則』

『80対20の法則』というものがあります。例えば「仕事で結果を残せる人は、20%の事に力を注ぐことで80%の効果を上げられる」というような法則です。つまり、デキル人は無駄なことはやらないのです。逆に、できないとされる人は80%の無駄な事に力を注ぎます。どこにその違いが出るのでしょうか?

法則を知ろう!

「パレートの法則」とも言われている『80対20』は、仕事だけに限らずに自然界であったりギャンブルであったりと色々なジャンルに当てはまります。具体例としては、「ベストセラーの80%を20%の作家が生み出している」「スポットライトの80%を20%のスターが独占している」、などです。これは、部分的な要素が全体の大半を作り出しているという理論です。

法則通りにできない人はデキル人とココが違う!

では、仕事に当てはめた場合はどうでしょうか。「業績の80%は20%の部分的な仕事で生み出される」という理論を考えると、仕事全体の20%さえ押さえておけば80%の効果は上げることが出来るという事になります。ここで一つ言える事は、デキル人とできない人の違いはその「20%の重要な部分がわかっているかいないか」になります。

つまり、20%がわからなければ『80対20の法則』は役に立たないのです。

20%をしっかり見極めよう!

デキル人はどのようにして、その20%の重要な部分を押さえているのでしょうか。ポイントは≪現状分析≫と≪優先順位≫です。デキル人の大半はしっかりとした現状分析を行っています。例えば、商品を仕入れるのに売れないものを発注しても売り上げにはなりませんよね。現在売り上げの上位に来ているものは何かを分析し、その上位20%の物にチカラを注げば、全体の80%の売り上げが見込めます。できない人は「これも売れるかもしれない」とあちこちに手を伸ばしてしまいがちです。

次に行動です。デキル人は優先順位をつけて動いています。これも現状分析が関係しますが、どの行動がすぐに結果に結びつくのかがわかっているので、いくつか絞り込んで行動します。極端な話、それ以外は他の人に振り分けてもいいのです。これで、行動も20%くらいまでに絞り込むことが出来ますね。
できない人は、この優先順位がバラバラで結果が出せないことが多いようです。

まとめ

『80対20の法則』で大切なことは、いかに重要な20%が理解できるかです。デキル人は「チカラを入れる・入れない」「先にする・後にする」など、無駄を効率的に省いています。今、結果を出せず悩んでいる人は、この法律に自分が当てはまっているのか一度考えてみてはどうでしょうか。


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