女性は怒ってる!!「私達から働くチカラを奪うな」

いつの時代から「男は外で働いて、女は家を守る」という慣習みたいなものが定説になったのでしょうか?21世紀の今でさえその定説を理想とする“頭カチカチ”の人も存在します。しかし、現代は『男女雇用機会均等法』ができ、女性も家だけに縛られず働ける時代になっています。が、なぜ、未だに女性が働けない状況が続くのでしょうか。

気持ちはわかる。「保育園落ちた日本死ね」

「2016年の流行語大賞トップ10」に選ばれた言葉です。子供を持っているお母さんの気持ちを良く表している言葉だと思いす。このブログの「日本死ね」と言う過激な言葉がクローズアップされがちですが、それよりも「一億層活躍社会じゃねーのかよ。(中略)子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?(中略)保育園作れよ。保育園落ちた日本死ね!!!より 2016/02/15)」という、この内容こそが重要ではないでしょうか。そりゃー「日本死ね」と言いたくなるお母さんはいるでしょう。

日本の未来は女性が握っている

少子高齢化により人口が減少する中で、働く人口のキャパが少なくなると、未来の日本はどうなるのでしょうか?「海外からの労働力に頼る」とか言う人達に、「いやいや、周りにいるだろう!働ける人が!一番頼りになる人達が!!」と叫びたくなります。先ほどのブログのお母さんではないですが「働く」って言ってるんです。なのにどうして、働きたい女性の環境改善が進まないのでしょう。

これは「保育所」を管轄する行政だけの問題ではなく、企業にも大いに関係します。「産休」「育休」は企業側の問題ですよね。特に中小企業になると、「育休」と言う言葉は口に出しにくい女性が多く、結果辞めざるを得ない状況になります。そして、子育てをある程度終えて再就職する際に、又壁が立ちふさがります。「どんだけ壁を越えたらいいのよ」と世の女性は怒っていますよ。

「頑張れ!働く女性たち」

「とにかく頑張ってくださいよ~。ニッポンさん。女性たちが働きやすい環境を早急に作りましょうよ。」と、声を上げ続けるしか、今の状況を打破できる術はないのでしょか?確かに女性を取り巻く仕事環境は、“のらりくらり”ではありますが進んでもいます。「男女雇用機会均等法」が出来た頃は、『男女差別』が国際的に取り上げられ進んだ形ですが、今回のアベノミクスの「女性活躍推進」は、労働力不足と言う日本の未来に大きく関わる問題を含んでいますので、国も積極的に改善を進めるのではないかと期待できます。

とは言っても、遅いですね。待機児童の問題しかり、時短勤務・在宅勤務問題しかり…、国と企業が頑張らなければ何ともしがたい問題です。「女性が活躍できる社会」などのスローガン作りで終わらずに、本当に活躍できる社会を作ってほしいものです。企業も、国だけに任せることなく、自らが環境づくりに積極的になってほしいですね。

まとめ

残念ながら日本は後進国です。女性の働く環境においては…。長らく続いた「女性は家を守る」がその側面にあるのかもしれません。ただ、現在の日本の置かれている状況を考えれば、「女性の活躍」が必要です。企業側も「女性活躍推進」にいち早く舵を切り、未来の日本を、未来の企業を考えましょう。

 

 

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