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人財ラボ

企業は『イノベーター』と 『イノベーション人材』の違いを把握せよ

最近よく聞く言葉に「イノベーター」「イノベーション」があります。

何となく理解できるけど、「どういう意味?」と聞かれたら、「…」と詰まってしまう。

その程度にしか認識していない人が多いように思います。

しかし、企業が今最も欲しい人材は、その何となく理解できる「イノベーター」であり「イノベーション人材」なのです。

◆「イノベーター」と「イノベーション人材」の違い

「イノベーター」を直訳すると「革新者」という意味になります。

具体的にあげればappleのスティーブ・ジョブズ氏でしょうか。

そして「イノベーション」は「革新的な技術開発、または技術」となり、具体例はアイフォンです。

私たちの生活はこのアイフォンの出現で大きく変わったはずです。

これでわかるように、「イノベーター」は新しい物を創り出す“人”で、「イノベーション」は新しい“物・技術”という事になり、変革を起こしたものを指します。

しかし統計では、「イノベーター」の割合は全体の2.5%程度だと言われていますので、なかなか「イノベーター」を発掘するのは至難の業かもしれません。

では「イノベーション人材」とは何でしょうか?

同じように革新的な物・技術を創り出す人のことを言いますが、「イノベーター」が一人の天才的な閃きと突破力で新しい価値観を生み出す人だとすると、「イノベーション人材」は創造性・協調性を兼ね備え、先頭に立って仲間と新しい物を創り出していく人のことを言います。もちろん、ジョブズ氏ほどとは言いませんが、リードできる能力は必要にはなります。

一人の天才を発掘することは出来なくても、ジョブズ氏に対抗出来るチームは作れるかもしれません。そのチームのリーダーを育成するのが重要だと思います。

◆「イノベーション人材」の適性とは

革新者と言えばすごく聞こえはカッコイイですが、一歩間違えれば『変わり者』になる可能性があります。しかし既成概念を打ち破るくらいの想像力が無ければイノベーションは起こせないのも事実です。これには企業も、またイノベーションを興そうと思っている本人もジレンマになるところです。イノベーションは成功して初めて評価されるところがあるので、そこに至るまでの「資金の壁・技術の壁・時間の壁」をどう乗り切るのか…。

イノベーション人材の適性は、そういうジレンマも振り切れるほどの、強い信念の持ち主なのかもしれません。そして企業は、いかに我慢してその「変わり者」をサポートできるかです。

◆まとめ

「イノベーター」と呼べる天才は、待っていても簡単には現れません。企業は「イノベーション人材」と呼べる人を育てるのが、今できる大事な役割ではないでしょうか。

イノベーションは起こそうと思って起こせるほど楽なものでもなく、長い年月と費用を要する場合が多いです。社員は自分を信じ、企業はそれら社員の可能性をいかにサポートできるかに、その企業の未来があると思います。

 

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