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人財ラボ

非正規雇用者のスキルアップを考える(第1回)

最近「日本の非正規雇用者の割合が40%を越えた」と話題になっています。30年前は15%程度だったのが急激に増えているのが分かります。また、学生が就職してから5年間正社員で居続ける割合も減っています。

このように正社員が減ると日本の労働力の低下を招く恐れがあります。ですが、非正規雇用者がそう簡単に減るわけでもありません。そこで有効な解決手段として挙げられるのが、「非正規社員の訓練」です。今回は2回にわたってこの解決方法について考えてみます。まず第1回は、非正規雇用者が増えることでどんな問題が発生するのかを考えてみます。

不遇な非正規社員

日本は企業による社員訓練が熱心な国として知られ、長らく正社員のスキルを上げてきました。しかしバブルの崩壊やリーマンショックなどで景気が悪化すると、「教育に資金が投入できない」として正社員の訓練をやめる企業が増えました。

また、ここ30年で非正規社員が急増しても、ずっと正社員の訓練に目を向けていただけあって非正規社員の訓練まで目が行き届かないという傾向が見られます。不景気と相まって非正規社員の訓練は放置されてきたと言えます。

それによって自身のスキルアップや自己啓発が出来ず、給料も上がらないままで生活が苦しくなります。さらに意欲を失くして自ら成長することをやめたらもう‘悪循環’です。その時の企業の生産性はもうガタ落ちになっているでしょう。

少子化に拍車をかける

ではスキルを上げる機会を奪われ、給料が変わらない非正規社員は将来どのような生活を送るのでしょうか。まず考えられるのは「結婚をあきらめること」です。結婚に対する価値観が変化する今、「一人で居たい」という若者が増えています。

そこに「給料が少ない」となると未婚率はさらに増えると考えられます。これは日本の少子化をさらに加速させます。2053年には日本の人口が1億人を割ると言われていますが、その先も急なペースで人口は減り続けるという予測がなされています。

現在の合計特殊出生率は1.45ですが、人口を維持するには2.07は必要と言われています。月収20万円(非正規社員の平均値)では「誰ももらってくれないだろう」と結婚に消極的になってしまいます。今後の日本の姿はどうなってしまうのでしょうか・・・。

子どもも非正規雇用者に

そして仮に結婚して子宝に恵まれても、収入が少なければ子どもの教育に投資が出来なくなります。とくに現代は塾に通わないとなかなか成績が伸びません。ですが、塾の月謝は2万円前後と家計を圧迫することも考えられます。

私は塾講師の経験がありますが、塾に来てくれても簡単には成績は上がりません。(教え方のせいもありますが・・・)ましてや塾に通わす費用が無いとなると学校の授業についていけなくなります。

そのような子どもたちは高校を卒業するのがやっとで、とても正社員になれるだけの学力は身についていません。親と同様給料の安い非正規雇用者になるしかないのです。これも悪循環ですね。

さらに問題なのはこのような子どもたちは高校を‘何とか’卒業したという人たちが多いです。ですから、入社したら企業が‘再教育’しなければなりません。ものすごい‘ロス’ですね。もはや生産どころではありません。非正規社員が増えると‘次の代’にまで影響を及ぼすのです。

まとめ

かなりネガティブな内容でしたが、特に後半は私が目の当たりにした現実なのです。やはり優秀な人間を世に送り出すにはお金をかけなければなりません。そのためには非正規雇用者の教育に積極的に資金を投入する必要があります。さて、次回はいかにしてその資金を投入するかについて考えてみます。

 

自立した社員を育てる仕組みはこちら
https://www.jp-alphanet.com/service

 

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