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人財ラボ

イマドキの若者は上昇志向がない!?

最近の若者を批判するわけではありませんが、昇進を目指したり独立を志したりする人たちが減ったように思います。時代のせいもあるかもしれませんが、仕事や恋愛などにあまりガツガツしなくなりました。しかし、そんなイマドキの若者たちに向き合うことも必要なのではないでしょうか。

成り上がり志向の若者が減った

例えばある居酒屋チェーン店では、将来独立を考えている社員を積極的に支援する制度を取り入れています。ところが、この制度を活用する若者があまりいないというのです。それどころか「店長になんかなりたくない」と言い出す若者までいるとか。

確かに自分の店を持つと責任を一人で背負わないといけません。経済の状況が厳しい中、倒産のリスクが高いというのも正しいでしょう。

それでも昔はやりがいを感じてこの制度を活用する若者はたくさんいました。いわゆる「成り上がり」ですね。「多少のリスクくらい背負ってやる!!」という気概に満ちていたように思います。

ところが、今の若い人はそんなリスクを避ける「逃げの姿勢」を取ることが多いです。「草食系」という言葉がありますが、やる気はあるものの自分から積極的に取り組もうとしない「指示待ち」の傾向が強いです。

年配の方からすれば批判もしたくなるでしょうが、それだけでは何の解決にもなりません。イマドキの若者の特性を理解して「一緒に頑張って仕事をする」という考え方も必要になってくるのではないでしょうか。

上昇志向に欠ける理由

ではなぜ、イマドキの人たちは「上へ、上へ」と考えないのでしょうか。そこにはやはり「ゆとり教育」が大きく関わっているのです。

ゆとり教育が導入されるまでは受験勉強をしてレベルの高い学校に入り、大手企業に就職するという「競争社会」の考え方が強い状態が続いてきました。

しかし、その弊害から教育方針を転換し「個性を大切にする」発想が取り入れられました。個性といえば聞こえはいいのですが、厳しい教育をやめて学生たちを横一線に並べ、さらに「道徳」という科目が外されるようでは社会で生きていくうえで必要なスキルや責任感など身に付くはずもありません。

ただ、それを嘆いても仕方ありません。そんな若者たちを受け入れつつ仕事をしていかなければならないのですが、いったいどうすればよいのでしょうか。

メッセージは発信する

今の人たちは職場内では何も言わなくでもブログやツイッター、Facebookなどで様々なメッセージをやりとりしています。ですから彼らなりの思いはあるはずです。

そこまでは良いのですが、子供の頃からケータイばかり使っていただけに生身の人間を相手にするととたんにコミュニケーションが取れなくなってしまいます。

ですから、上司や先輩社員が積極的に声をかけるのが良いのです。そうすることで若者の気持ちを引き出し、やがてそれがモチベーションのアップにつながるでしょう。

ここで大切なのは「批判的にならないこと」です。せっかく若者の話を聞く機会が得られても、「だからキミはダメなんだ」と言ってしまうと次からは何も話してくれません。若者の話に真剣に耳を傾け、多少の疑問が生じたとしても敢えて肯定的に捉えることで心を開いてくれます。

そして親身になってアドバイスをすることで若者は少しずつ周りに対して理解を示し、「自分が何をやらなければいけないのか」を考えてくれます。これが将来の成長にも繋がるのです。

まとめ

外から見ると気迫が感じられない若者でも、よく話を聞くとそれなりの思いというものは持っています。ただそれを表現するのが上手くないだけです。そこを周りの人たちが上手に接してあげることで、上昇志向も生まれるのではないでしょうか。

 

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